2008.12.17生活機器設計論・演習

課題7-3
以下の技術を利用したプロダクトをデザインしてください。
デザインの役割は、問題を解決したり、美しいカタチや新しい使い方を提案するだけではありません。新しい技術の商品の姿を提案することで技術の進展を誘導する役割もあります。

電気を変換 電気から変換するための素子はいろいろなものがある
圧電素子
圧電素子とは、強誘電体の一種で、振動や圧力などの力が加わると電圧が発生し、また逆に電圧が加えられると伸縮する素子。ピエゾ素子と呼ばれる。
圧電素子は、電圧の制御によって微妙に伸縮変化させることが可能であるため、インクジェットプリンタのインク射出機構や、アクチュエータなどのような制御機構においてよく採用されている。アナログ電子回路で発振回路の発振素子として用いられることも多い。「ピエゾ」とはギリシア語で「圧力を加える」という意味である。

熱電素子
 熱電変換素子とは、材料のもつ特性を利用して、熱と電気を直接変換するエネルギー変換方式。この方式には主として以下の2つがある。
(1)二種類の導体(または半導体)に温度差が生じると起電力を発生する熱電発電。
(2)二種類の導体(または半導体)に電流を流したときに、一方で吸熱、他方で発熱が起こる熱電冷却。
 前者はゼーベック効果、後者はペルチェ効果と呼ばれています。ゼーベック、ペルチェとも発見者名。

光電素子
光のエネルギーをうけて電子を放出する電子部品。もっとも単純な光電素子は、感光材料で被覆された陰極と陽極からなるもので、陰極に光があたると電子がとびだし、陽極にひきつけられて、その結果、光の照射強度に比例する電流が生じる。

タッチスクリーンは一様ではなく技術や行為の違いに様々な方式がある。
静電容量方式タッチスクリーン ーCapacitive touchscreens 液晶パネルのすぐ上に直接電荷が流れるレイヤー。接触による人間の電位との導電変化で感知。
抵抗型タッチスクリーン ーResistive touchscreens 最も奥にガラスのレイヤー、その上に電導用レイヤーと抵抗用レイヤー、さらにその上に接触部レイヤー。電導用レイヤーと抵抗用レイヤーの接触接触で感知。
赤外線タッチスクリーン ーInfrared touch sensing リア投影で同時に赤外線も投影。赤外線の反射により感知。
光学感知タッチスクリーン ーoptical sensing tech  文字通り光学式感知。
弾性表面波タッチスクリーン ーsurface wave acoustic system  トランスデューサと反射体の間の超音波変化を計測し、感知に置き換える。

エコカーといってもいろいろな技術方式がある
電気自動車  EV
プラグインハイブリッド車 他HEV
燃料電池車 FCEV
低公害型ディーゼル車 

データの通信システムも新しい技術が次々に開発されている
高速電力線通信(PLC)
USB3.0
MINO
SDMA
VHT
コグニティブ無線