生活機器造形論・演習01 4/14

  • 授業意図
    • 1年生のID基礎Aでは、素材・作図・モデリング・造形などの基本的な事項の練習をしました。2年生の生活機器設計論・演習では、アイデア展開からのコンセプト形成、及び作品のまとめ方などを行いました。3年生のこの授業ではそれらを全てふまえ、実際の設計・制作を行います。それにより、これまでの経験や知識それらが具体的にどのように工業製品につながるか、そのためにはどのような条件が必要か、条件をどう活用するかなどがポイントになってきます。またそれが造形や設計をするデザインの楽しい箇所になります。
  • スケジュール

    • 01 4/14 課題説明 成型機器デモ

    • 02 4/21 アイデアスケッチ 作図

    • 03 4/28 作図

    • 04 5/12 型制作

    • 05 5/19 型制作

    • 06 5/26 型制作 成型

    • 07 6/02 成型 仕上げ

    • 08 6/09 プレゼンテーション
      • できたら自主的に展示会など計画して下さい。
  • 工程
    • 1 条件や情報などから、条件に基づいたアイデアを20案考える
    • 2 最終案を決め、スケッチ(CGでもマーカーでも何でも構わない)と制作用の作図を行う
    • 3 図面に基づき、型の製作方法を考える。必要に応じて型用の図面を書く。
    • 4 型の製作を行う。
    • 5 真空成形機で成形する
    • 6 成形したものを切り取ったり、穴をあけたりの後加工を行う。
    • 7 時計のムーブメントを組み込む
    • 8 完成 
  • 条件
    • ・自宅の壁にかけるあるいは机の上におく時計
    • ・本体も型も自分で製作する
  • 材料
    • ・本体 厚さ1mmの塩化ビニール(サンロイドニューエース)支給します。
    • ・ムーブメント 100均で売っている既製品を各自購入
    • ・針 制作しても規格品でも構わない 既製品の場合は各自購入
    • ・型 ベースの榀ベニヤは支給 それぞれに応じて必要な他の材料やその他のベニヤは各自購入
  • 大きさ
    • 250×250×(抜き方向)30mm以下
  • 塗装
    • 塗装は授業内では行いませんので、塗装を行いたい人は終わってから各自して下さい。
  • 抜き勾配
    • 2度(下図のXが高さ30の場合1mm以上)