2008.10.08生活機器設計論・演習

課題「リモコン」
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スケッチについて
デザインでのスケッチとアート(中学高校での美術)でのデッザンは基本的に別のものです。

スケッチは、書きながら考える・素早く書くもので、
自分で考えたことをカタチにして、
何を考えていて、何を考えていないか
を目で確認するということや


考えずにカタチをかいて、
そのかたちにヒューリスティックで意味付けをし、
新たな考えをつくるもの
ではないかと思っています。
言葉も必要ですが、言葉だけだと抽象的すぎます。


もう少しいうと、言葉の数より、カタチの数の方が多いということです。
言葉だけではカタチが決まっていかないということです。
当たり前のことですが、カタチを考えないとモノはつくれません。


イデアスケッチ 
素早くかき、
おおざっぱに機能のアイデア(使い方・つくり方・使わない時・捨てる時などの組み合せ)と
カタチのアイデアを組み合わせることです。


ラフスケッチ 
いくつか展開したアイデアを条件を決めて絞り込んだり、
機能を付加したり、
カタチのバリエーションを考え、
概念設計に近い絵を描くことです。
機能や仕様を盛り込みます。
おおざっぱでいいけれども、
思いつく要素は必ず盛り込みます。


レンダリング 
カタチ・機能・仕様などすべてを盛り込んだ三次元の表現のラフ図面


イデアスケッチはWHATーどのようにしたいか。
レンダリングはHOW−どのようにするか
ラフスケッチはその中間ぐらいのものです。