2008.09.11 双腕複数工程型ロボット

新世代ロボットライン稼働。7軸単腕ロボットと双腕複数工程型ロボット。

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高性能、幅広いニーズに対応しているその分野ではトップシェアを誇っています。スムーズな動きによって溶接をこなし、また数台のロボが相互にネットワークを組み、協調的に動いて、かなりの早さなので、生産性がグッと増しました。溶接は、人間が行えば、丁寧ではあるが、危険性があるので、ロボにやらせようという訳ですが、一昔前のロボだと、全てを制御できずに、雑なところもあり、万能ではない(単純作業しか出来ない)のですが、このMOTOMANはそれらを覆す機能をもっています。その優れたロボテックについて説明していきます。

協調性
二台、三台と同じ作業、または同時に作業をする際にそれぞれがネットワークでつなげられており、(中央制御装置によって)たとえば、一方が溶接物をハンドでもっており、もう一方がそれを溶接するといったことつまり、双方がネットワークを通じて相互に協調しながら、また最適な溶接、最短の時間で溶接ができるロボットテクノロジーがあります。一台の時の作業でも、作業台とのネットワークを組むことで、同じようなことが可能になってます。さらに流れ作業のような時でも何台ものロボが中央で制御されており、最適・快適な流れ作業が実現でき、効率がいいのです。

切り離し
複数台のロボや作業台を、中央で制御しているときには、例えば、1台のロボが故障したときにもう1台のロボも動かなくなるそうですこれを改善するべくして、開発されたテクノロジーは、ロボットの切り離しです。ロボットごとにシステムからの切り離しが可能で、一方が故障しても、もう一方は動ける状態にできます。これにより、作業全体が停止することがなく、故障したロボットだけを修理すればいいのです。

独自のセンサー
位置決め、部品精度の悪いときに正確な溶接をするために自動で、軌跡の修正を行うCOMARCというアークセンサー機能があります。
また、溶接物のひずみや微小なずれを感知し、位置を修正するMOTOEYE−LTというレーザートラッカー機能があります。
これらのテクノロジーにより、正確に溶接ができます。

安川電機』さんのロボテックと溶接技術には関心させられました。生産性の大幅な向上によって、また、安全面の改善によって、産業界だけでなく他の分野にもこのロボテックを応用できそうな気がします。
ますます期待ができるロボットだと思います。

http://ww4.et.tiki.ne.jp/~robot-th/robot_now/motoman.html
これらロボットをリ:スタイリングし、それにより新用途を創出せよ。