2009.11.11生活機器設計論・演習

課題3

パスタをデザインしてください。with Modeling Image Quadrant
条件:商品として販売されることを想定してデザインしてください。
また、今回も「造形」を意識して、カタチをつくることを中心に考えてください。

パスタは粉にした穀物から作るものなので、基本的にはどんな形であってもいいはずです。しかし「定まった形がある」「均一に熱の通る形」「ソースとからみやすい豊富な表面積」「工業製品として生産しやすい形」「おいしそう」など、結構むずかしい条件をもつ製品です。「パスタ」や「食べる」からはじまって、みなさんの思想や意識、表現したいことをパスタをとおして、説明してください。そしてそれは芸術でなく、工業製品としてのパスタのデザインとして提出してください。「象さん」や「キリンさん」といった具体的に既に存在する動物やものをそのまま使う案はダメです。
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概要解説
ストローク練習(ヨコ、タテ、左下から右上、左上から右下、円、楕円、S字、立方体5つ)
MIQ (造形イメージクアドラントによるイメージづくり)とスケッチの練習
(各座標キーワードにそった形のイメージを各象限に形のイメージを3つづつ描く。この作業はパスタは意識することなく、言葉から思いつくまま三次元の形をスケッチしていく)

4限目
パスタのアイデアを考える。(10〜20個 ここでは、機能や構成・構造などからのアイデア展開)
→キーアイデア、キーイメージ、キーワードをつくる。
→自分でMIQ (造形イメージクアドラントによるイメージづくり)の座標をつくり、造形展開していく。
ストローク練習(ヨコ、タテ、左下から右上、左上から右下、円、楕円、S字、立方体5つ)
→一番いい案を最終スケッチ
→提出(パスタの名前、カタチのコンセプト、レシピ、スケッチ(全体と部分)三面図)

建築とマカロニ―architects’ garden’95

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パウル・クレー手稿 造形理論ノート

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