思考法49

参照

分かる使える思考法事典―アイディアを生み出し、形にする50の技法

分かる使える思考法事典―アイディアを生み出し、形にする50の技法

思考方法の種類
1.下向・上向法 by デカルト
・検討するものをできるだけ多数の小部分にわける
・単純なものから、複雑なものへ思考を秩序立てる
2.発生主義法 by ヘーゲル
・なぜなのか?なぜそうなったのか?を明らかにすること
3.構造主義
・「組み替え」により変化をつくる
4.帰納法 by ベーコン
・経験や観察から一般論を導きだす
5.演繹法 by アリストテレス
・仮説→実験→常識
6.加上法
・既存や既知のものに付け加える
7.プレインストーミング by オズボーン
・インスピレーションと集団作業 批判厳禁、自由奔放・質より量、結合改善
8.シネクティス法 by アーサー・D・リトル社
・直接類比、擬人類比、象徴類比
9.KJ法 by 川喜田二郎
・大量のアイデアとタイトル分類
10.NM法 by 中山正和
・キーワード→類推→類推背景→解決
11.ワークデザイン法 by ナドラー
・目的→理想→実現可能案→実施
12.属性列挙法 by クロフォード
・課題とその目標に対してとにかく属性をだす
13.カード法 by 京大
・思いついた、気づいたことをカードに書いて整理する
14.逆説思考法
・常識や既成を取払い逆に新奇を考えること
15.逆思考法
・「逆」を考える
16.ハイブリッド思考法
・思考法を組み合わせる
17.複眼思考法
・一つのことを異なる視座・視点でみる 比較する
18.タウンウオッチング法
・歩き、みることで発想の転換の視点を図るもの
19.ポジショニング法
・位置づけを変えて価値の転換を図るもの
20.マトリックス
・多くの要素から2つのパラメーターを抽出し、掛け合わせを考えるもの
21.ツリー法
・要素や関係を枝分かれさせ、詳細化・展開化する
22.三分法
・ ツリー法と同じだがとにかく3つにわける方法
23.バイオニクス法
・人間をはじめとする生物を模倣・転換・変換し発想する方法
24.スパーク法
・視点の変化を行い思考する方法。見る・破る・飛ぶあるいはそれを細分化した視点を利用して行なう
25.チェックリスト法
・チェックリストを用い考察の落しが無いかを考える
9つの項目をつくる場合が多い
26.二項対立法
・各項目を正ー反でとらえ、思考する方法
27.時系列法
・ある事象部分もしくは全体を時系列や系譜でとらえ思考していくもの
28.全要素抽出法
・考えられる要素や組み合せを抽出しそのすべてを考える方法
29.直感法
行動経済学でいうヒューリスティック
30.因果法
・原因と結果は結びついているという前提により、その考えをつめる
31.前例・判例
・前例を分析し、思考するパラメーターを発見する
32.ストーリー法
・ 時系列法と 因果法を組み合わせて、第三者として思考していく方法
33.同化・異化法
・相互理解のため他社の立場になり思考過程をもつこと
その他、グループで行なう思考法として
MBS法、カードBS法、BW法、欠点列挙法・希望点列挙法、インプット・アウトプット法、スーパーヒーロー法、ゴードン法、属性連想法、形態分析法、カタログ法、連想発想法、焦点法、システムアナロジーPERT法、セブンクロス法、フィリップス66法などがある。

様々方法がありますが、それでいい考え方が出る訳ではない.
基本は、事柄のパラメーターを見いだし、それを変換・統合することで、考え方の漏れ・ズレ・ダブリをなくし、論理過程を進めていくためのもの。そのなかで、どのようにパラメータを見つけるかということと、落ちがないかということ、どのように統合するか、このあたりが思考法の共通パタンとなる。