2010.6.14 医療滞在ビザ 

医療の高度化・先端化が商品・サービス化へむかう。
高度医療・基本医療のバランスや医療のサービス分化が明確化していく?!

政府、「医療ビザ」の新設検討 成長戦略に反映

 政府は26日、日本で長期治療を希望する外国人のため、「医療滞在ビザ」を新設する方向で検討に入った。日本に長期間滞在し、高水準の医療を受ける中国やアジア地域などの富裕層を増やし、医療ビジネスの拡大につなげる。6月にも閣議決定する成長戦略に反映させる考えだ。

 国家戦略室が26日に実施した成長戦略をめぐる意見聴取で、外務省と厚生労働省が医療ビザの創設に前向きな考えを示した。内閣府津村啓介政務官(国家戦略室担当)は「医療は成長戦略の大きなテーマだ。医療ビザ創設を成長戦略に盛り込みたい」と述べた。

 現行制度では、日本で治療を受ける外国人は最長90日間滞在できる観光用などの短期ビザで入国している。長期入院する場合は滞在期間の延長手続きが必要になる。延長が認められないケースもあり、外国人が日本で治療を受けるのをためらう要因になっているとされる。

http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010042601000825.html