2010.4.24 抜き勾配

特論と造形論演習に関係して。
最近台形が流行っているような気がする。
以下のlottaの台形面は記号的スタイリング、prismoidは成型に直結する抜き方向が台形(金型に必要な抜き勾配以上の勾配)、そしてIS01
垂直や正円にこだわってつくっていた深沢さんhttp://lleedd.com/blog/2010/03/29/fukasawas_trapezoid/によるもの。
とこのところ気になっていたところに、スミスなどの販促ツールやグラフィック関係でもたまたまいくつか台形のグラフィックを見かけた。逆にグラフィック(紙)は台形は非効率のはずだが、いくつか見かけると、流行的なものを感じる。
デザイナーは勾配をできるだけとりたくなく、垂直は垂直に見せたいのでパーティングラインの取り方やローレットなどの造形処理で垂直に見せようとしたりした。あえて成形に必要な勾配以上の勾配をとる方法もおこなわれていたが、あらためてIS01などをみるとなるほどと感じる。

http://japan.cnet.com/story_media/20408760/100217kddi_lotta_460.jpg lotta
http://japan.internet.com/img/article/allnet/20091128prismoid1.jpg prismoid
http://au-is.jp/products/images/is01/features/photo01.jpg IS01
スミス