2009.9.19 リュックサック

SIWA・紙和

http://www.japandesign.ne.jp/HTM/PRO-IN/090909/img/siwa300-1.jpg http://www.japandesign.ne.jp/HTM/PRO-IN/090909/img/siwa300-2.jpg
平安時代から続く和紙の産地山梨県市川三郷町にある和紙メーカー「大直(おおなお)」は、近年、伝統の中に新しい技術を盛り込んでインテリアや雑貨にも利用できる和紙を開発しました。この破れにくい紙『ナオロン*』を用いた商品を山梨県出身でもある工業デザイナー深澤直人さんとともに作り上げました。

「ナオロン」とは…紙の原料であるパルプとポリオレフィン繊維で混抄した自社開発の新素材。破れない紙を開発したいという思いから作られた大変強度のある紙。通常の障子紙と比べると5倍の強度がありぬれた状態のほうが更に強度が増す、不思議な特徴のある素材。燃やしても有毒ガスを発生しないポリオレフィン繊維を使用。

民芸的なイメージよりも現代の生活にとけ込む和紙製品をつくりたいという思いからこのブランド「SIWA・紙和(しわ)」は生まれました。

リュックの他にも、眼鏡ケース…¥1,890(税込)、バック フラット 横…¥2,100(税込)、ボックスM…¥3,150(税込)、ブックカバーや紙ランプなどがあります。

http://www.japandesign.ne.jp/HTM/PRO-IN/090909/siwa.html

福岡ではインキューブで発売するそうです。
ここ最近、深沢さんはきわめてオーソドックスな王道的な地道な感じのする商品開発に戻っているような気がする。アフォードや認知などがもう特殊ではなく一般的なデザイン言語になったということか??