2009.9.5 TABLE FOR TWO

TABLE FOR TWO

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TABLE FOR TWOは、開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病に同時に取り組む、日本発の社会貢献運動です。

創設の背景

世界の67億人の人口のうち、10億人が飢えに喘ぐ一方で、10億人が肥満など食に起因する生活習慣病に苦しんでいます。

この深刻な食の不均衡を解消するため、2007年の秋に日本でTABLE FOR TWOが創設されました。

2008年末までの約1年間で、TABLE FOR TWOプログラムへの参加企業・団体数は100を突破。食堂から始まったプログラムは、一般の方にもご利用いただけるカフェへ、そしてネットスーパーやコンビニの食品へ、次々と広がっています。

TABLE FOR TWOの活動内容もプログラムの推進だけにとどまらず、講演会開催や本の出版、ブログキャンペーンなど、TABLE FOR TWOの理念や問題意識の啓蒙活動へと拡大しています。

また、日本で始まった活動は海を越え、アメリカにも広がっています。2008年にニューヨークで支部を開設、2009年より活動が始まっています。

TABLE FOR TWOという名称の由来

TABLE FOR TWO、直訳すると「二人の食卓」。先進国の私たちと開発途上国の子どもたちが、時間と空間を越え食事を分かち合うというコンセプトです。

TABLE FOR TWOに参加することによって得られる地球人としての一体感と思いやりの心が、現在の世界にとって不可欠だと私たちは考えています。

TABLE FOR TWOプログラムの仕組み

対象となる定食や食品をご購入いただくと、1食につき20円の寄付金が、TABLE FOR TWOを通じて開発途上国の子どもの学校給食になります。

20円というのは、開発途上国の給食1食分の金額です。つまり、先進国で1食とるごとに開発途上国に1食が贈られるという仕組みです。



TABLE FOR TWOプログラムの支援先

プログラムへご参加いただいた皆様からの寄付金は、アフリカのウガンダルワンダ、マラウィの3か国の子どもたちの学校給食になります。

>>支援先レポート「かわら版」第3号(2009年1月発行)

>>支援先レポート「かわら版」第2号(2008年10月発行)

>>支援先レポート「かわら版」第1号(2008年7月発行)

TABLE FOR TWOの特長

第一に、支援する側とされる側の双方にメリットがあります。開発途上国の子どもたちと、先進国の私たちが、同時に健康になれる仕組みです。

第ニに、どなたでも気軽にご参加いただけます。対象となる定食や食品をご購入いただくだけで、TABLE FOR TWOにご参加いただけます。

第三に、いつでもご参加いただけます。食事は、誰でも毎日必ずとるものです。毎日の食事を通じ、開発途上国の子どもたちと一緒に健康になってください。

TABLE FOR TWOの組織

意思決定を行う理事会と、実務を行う事務局で構成されています。

また、アドバイザーやパートナー、サポーターなど、様々な方からご支援いただいております。

http://www.tablefor2.org/jp/abt_whoweare_jp.html