因数分解

石破大臣が食料自給率因数分解で説明していた。

(食料)自給率を向上させなければいけないということ、これは当然のことであります。ただ私は、自給率が50(パーセント)になればそれで良し、ということだと思っておりませんで、自給率とはそも何であるかということを、因数分解をして、それぞれ精緻に検討しなければいけないものだということは、従来から考えておるところでございますが、すなわち、農地面積、これが非常に減少していると、中山間地の耕作放棄地だけの問題ではないと、むしろ優良農地といわれるところも、どんどんと農地が減少していると、この問題は看過できない問題だというふうに考えております。農地の面積をどれほど確保するか、もちろん利用率の問題もございますから、単に数字だけで申し上げるわけには行きませんが、農地をいかに確保するかということが一つ、もう一つは農業者の数、そしてまたその年齢構成、20年前も、10年前も、今も、昭和一桁の方々が農業を担ってきたというふうな認識を私自身は持っております。

http://www.maff.go.jp/j/press-conf/min/080925.html

特にあらたまっていうほどでもないが、できるだけわかりやすく説得力を持たせようとしたための説明の方法なのであろう。私は好感を持つ。