2009.1.13生活機器設計論・演習

課題6
椅子をレンダリングします。

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講義
グリッドシステム
このグリッドの下地に沿って、文字情報や画像や境界線などを配置していくと、秩序だったレイアウトになるというのがグリッドシステム。
フォーマットとは異なる。
スイスのヨゼフ・ミューラー=ブロックマンがつくったエディトリアルデザインの手法。
1981年の著書“Grid Systems inGraphic Design(デザインにおけるグリッドシステム)”で多くの事例を示す。

回転の角度
グリッドシステムに乗ったレイアウトの場合でも、文字や写真など回転した斜めのレイアウトが必要な場合がある。
その場合もグリッドシステムを利用する

半調
写真を背景に使い場合で、文字などと対比させるため写真を薄くする場合は全体を薄くするのではなく、一番濃い部分の色濃度を下げる

見出しと本文  ジャンプ率
本文の行間は文字の120%ぐらいあった方が読みやすい

400 大見出し
200 見出し
125 小見出し
100本文
75キャプション

文字
Helvetica,Times, Gill Sans, Century Gothic,Futura

文字
ヒラギノ角ゴ,ヒラギノ明朝,小塚,新ゴ,AXIS

ゲシュタルト要因
人間の精神は部分や要素の集合ではなく、全体性や構造こそ重要視されるべきという考えの心理学。
この全体性を持ったまとまりのある構造をゲシュタルト(Gestalt :形態)と呼ぶ。

プレグナンツの法則
視野に与えられた図形が、全体として、最も単純で最も規則的で安定した秩序ある形にまとまろうとする傾向
 ゲシュタルト心理学の中心概念とされている。ヴェルトハイマーは、「よい形態の法則」と呼び、具体的には、近接・類同・共通運命・閉合・よい連続・よい形・客観的態度の要因など

近接効果
近くにある要素同士は、離れている要素同士よりも、より関係が深いと認識される。

アライメント 配列
共通の横の列や縦の行にそって端が並ぶように、あるいは共通の中心に沿って真ん中が並ぶように、要素を配置する方法

チャンキング
数多くの情報単位を連結させて、限定数のユニットあるいはかたまり(チャンク)にし、情報を理解しやすく、記憶しやすくする方法
情報の構造化によるチャンク
情報の分割によるチャンク
情報の置換によるチャンク

干渉効果
精神作用がそれと競合するその他の精神作用の影響を受けて、
遅くなったり不正確になったりする現象
 ストループ干渉
 刺激の不適切な面が引き起こす精神作用。色と色名の不一致など。
 ガーナー干渉
 刺激の形の周辺に他の形がある場合。
 順光抑制
 以前の記憶が新しい類似記憶を抑制する。母国語の文法を新しい外国語に当てはめようとするなど
 逆向抑制
 学習が現存する記憶を阻害する場合。新しい電話番号を覚えると古い電話番号の記憶が阻害される場合など

方向感受性
特定の方向の直線が、他の方向の直線よりも素早く簡単に処理され区別されるという、視覚処理の現象