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  • 芸術・装飾とデザイン
    • 木造をレンガ造と偽ることなく、機械生産を手作りとみせることなく、材料・構造・労働に対して正直さを貫くことは近代デザインを支える倫理である。
    • 存在を主張する装飾は余計なものなのか。
    • デザインでは花柄は、個人の嗜好として排除されてきた。生活(造形)としてははたしてそうであろうか。
  • 家電と装飾
    • 花柄と家具調という大きな流行が1960〜1970年代にあった。洗濯機、炊飯器、魔法瓶、湯沸かしポット、トースターなど花柄が多用された。ステレオ、ラジオから始まり、家具調テレビという大きな流行があった。
  • 花柄装飾の変遷
    • 1960年以前の家電
    • 1960〜1970年代
      • 魔法瓶、ポット、炊飯器の花柄化
      • テレビの木目調家具化
      • 生活の安定、個人の嗜好
      • 女性の家事労働から解放した家電から
      • 生活や嗜好を表現する家電
      • 男性(父権)を示す生活としての家具調家電
      • 日本・和の主張
    • 1980年代以降
    • 2000年代以降
      • 社会問題としての環境(心象)に対しての表象の方法として利用しやすい花や植物
  • 装飾花柄と関わる最近の作家

参考文献

建築の七灯 (岩波文庫)

建築の七灯 (岩波文庫)

建築と植物

建築と植物